地域医療とともに歩み、次の世代につなぐ
この歩みは、調剤薬局を譲り受けたことから始まりました。
埼玉県で長く地域に根ざしてきた薬局を、高齢を理由に次の方へ託したいと考えていた先代とご縁をいただき、承継という形で新たな一歩を踏み出すことになりました。
承継後の運営は、想像していた以上に手探りの連続でした。現場で患者さんと向き合う薬剤師としての役割に加え、経営者としての視点が同時に求められるようになったからです。人の採用や育成、資金のこと、制度改定への対応など、これまで経験のなかった判断が日々積み重なり、簡単に答えが出るものばかりではありませんでした。現場と経営の間で悩みながら、一つずつ向き合ってきた時間だったと思います。
そうした日々の中で強く感じるようになったのが、地域医療は特別なことではなく、暮らしの延長線上にあるものだということです。薬局は、何かが起きたときだけではなく、日常の中で静かに支え続ける存在であるべきだと考えるようになりました。
また、働く人が無理をせず、自分らしく関われる環境があってこそ、地域に良い医療を届け続けられるのだと実感しています。こうした自身の経験を通じて、これから独立や承継を考える薬剤師の方々に対しても、理想論ではなく、現実に即した形で支えていきたいという想いが自然と芽生えました。
調剤薬局の運営を軸に、地域医療と人の未来をつないでいくこと。派手ではなくとも、一歩ずつ積み重ねながら、その歩みを次の世代へと手渡していければと考えています。
ロゴ(社名)の意味
社名「Bashirax(バシラックス)」は、Basic(基本)、Hira(輝き・価値)、そしてx(未来)という三つの言葉を重ねて生まれました。
私たちは、あいさつや声かけ、分かりやすい説明、安心して過ごせる空間づくりといった日々の基本を丁寧に積み重ねることが、患者さんの安心につながり、その先の輝かしい未来を支えると考えています。社名に添えた「Energetic company」には、常に前向きに考え、行動し続ける組織でありたいという想いを込めました。
環境が変化しても初心に立ち返り、目の前の一人に誠実であり続けること。その積み重ねこそが、地域から信頼される存在であり続ける原動力だと信じています。


